ココアのこと
2017年 06月 19日
昨日ここ1年ほど見ていなかった人気猫ブログを、久しぶりに覗いてみたら、その間に主人公の可愛い猫ちゃんがが亡くなっていました。
前日までいつもと変わらず元気だったそうで、原因は急性心不全か脳梗塞だろうとのことでした。
まだ10歳と言う若さでした。
いつもお気に入りに入れて、勝手に親近感を持って見ていたのですが、ちょっとショックでした。
生き物と暮らしていると、必ずやって来ることなのですが。
我が家のワンコココアは、以前にも書きましたが耳は全く聞こえず、目はかすかにしか見えていないようです。
階段はもちろん上がれなくなり、散歩もいつも行っている馴染みの道を、Oさんが抱っこしたり歩かせたりしています。
でも家の中では物の置き場所を変えない限り、ぶつかることもなく自由に動き回っています。
人間だったら、目が見えず耳も聞こえなくなったりしたら、うろたえたり嘆いたりすることでしょうが、犬は現状を受け入れて淡々と生活しているので、いつも感心させられてしまいます。
ただ、やはり夜寝るときには不安になって鳴くので、Oさんのベットで寝るようになったのですが、先月からはついに私と寝ることになってしまいました。
私はココアがいなくなった時に、ココアの眠っていたベッドの空間を見るのが耐えられないので、絶対に一緒には寝ないと固く決心していました。
でもココアはどうしても私と寝たがり、私が寝ようとすると甘えた声で鳴きながら、しっぽを振りちぎれんばかりに振って、Oさんのベットから落ちそうになりながら私の方に来たがるので、ついに私も折れて毎晩狭いベットで、一緒に眠ることになってしまいました。(Oさんは結構ショックの様です。)
人間と同じで14歳半の老犬はすっかり子犬に戻り、私に身体をピッタリくっつけ寝息を立てて、安心して眠っています。
そして私は思うのです。
あなたがこの場所からいなくなったら、私はどうすればいいのと。
by oricago
| 2017-06-19 21:48
| 日々のこと